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高段者の奇策(8) [将棋(考察:奇策全般)]

 将棋倶楽部24にて。高段者の棋譜検索から。
今回は友人Ag氏の棋譜を紹介しましょう。Ag氏の棋譜をこのブログで扱うのは二度目です。前回(08/07/01)は対振り右玉のアレンジバージョンを披露してくれましたが、今回もまた面白い構想を見せてくれました。棋譜の掲載を承諾してくださったAgさん、ありがとうございます。o(_ _)o


 7筋の位を取られ、右玉に組めなくなったかと思いきや...見事な三段玉です( ̄▽ ̄)。三段玉を躊躇わないAg氏の思考の柔軟さも素晴らしいですが、レート戦でこの珍形を指す勇気にも敬意を表しますノ。積極的に▽8三玉の形を目指す必要はありませんが、本譜のように対振り右玉に組む予定なのに右桂を跳ねられなかった場合の裏技として、この形を記憶しておくと役に立ちそうです。
 奇しくも、このブログでは三段玉のワンダー戦法「棒玉銀冠」を紹介したところです(08/07/23)。三段玉を指しこなせるAg氏なら、棒玉銀冠の珍形も使いこなせるかもしれませんね:)。
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高段者の奇策(7) [将棋(考察:奇策全般)]

 将棋倶楽部24にて、高段者の棋譜検索から。
滅多に出現しない(と思われる)ワンダー戦法を発見しました。


 原始棒銀の出だしから右に囲う異色の布陣。恐らく後手の方が志向したのは『ワンダー流棒玉銀冠正式名:陽動相振り飛車)』だろうと思います。玉を8三にまで持っていき、そこから飛車を3筋に振るのが本来の手順ですが、本譜は後手の方が少しアレンジして使ったようです。
 ちなみに『ワンダー流棒玉銀冠』というのは、「痛快! ワンダー戦法(週将ブックス)」に掲載されている二十八のワンダー戦法の1つで、(私見ですが)最もワンダー色の強い戦法です。ただ、構想が奇抜な反面、実用性は高いとは言い難く、私は以前に実戦で何局か試した後に使用を断念しました。
 本譜のように玉を6二(あるいは7二)に留め、対振り右玉の感覚で指すならば、実用性は上がりますね。金銀の並びが特殊なので少々使いにくいかもしれませんが、対振り右玉のバリエーションの1つとして覚えておくと面白いかもしれません:)。
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高段者の奇策(6) [将棋(考察:奇策全般)]

 将棋倶楽部24にて、高段者の棋譜検索から。
今回は友人Ag氏の対局を紹介しましょう。先日Yahoo!将棋でAg氏とお会いした際に、快く棋譜掲載を許可して下さいました。この場を借りてお礼を申し上げます。o(_ _)o


 怪しげな序盤の後、三間飛車対対振り右玉の形に。私はこのタイプの右玉(▽5三銀・▽4三銀型)を最近は使っていませんが(中飛車以外の振り飛車に対しては、私は左玉で対応するからです^^;)、なかなか面白い戦法です。右玉側からの攻め筋は、
1.8筋を棒金で押さえ込む。
2.4筋に飛角銀桂を集中する。
の2つが有名ですが、Ag氏は左金を玉に引きつけて5筋から動くという、独特の指し回しを見せてくれました。尚、この試合は激戦の末、186手で後手Ag氏が勝っています。

※追記:1年以上前の物ですが、私がこのタイプの対振り右玉を指した棋譜がありました。参考のために掲載しておきます。


 ...この頃の私って強かったんですねー^^;。
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高段者の奇策(5) [将棋(考察:奇策全般)]

 将棋倶楽部24にて。久しぶりに高段者の棋譜を調べてみました。棋譜探索の作業は面白い棋譜を見つけられる確率が高い反面、結構時間がかかるのが難点です。目当ての棋譜が見つからないと徒労に終わってしまいますが、今回は面白い棋譜をいくつか発掘出来ました。


 3手目▲5六歩。戦法名はわかりませんが、序盤のハメ手はパックマンや鬼殺し戦法を彷彿とさせるものがあります。3試合とも高段者を相手に先手側が50手弱の短手数で勝っていることから、この戦法は十分成立していると考えられます。
 ...8手目▽4二玉で受かりそうな気もしますが、きっと気のせいでしょう。:)
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高段者の奇策(4) [将棋(考察:奇策全般)]

 将棋倶楽部24での観戦から。私が見たのは終盤の入り口からでした。この試合は終盤も面白かったのですが、見直してみると序盤の後手の作戦にも見所がありました。


 単純と言えば単純な端攻めですが、玉の逃げ場のない穴熊に対しては効果的でしょう。私が注目したいのは、後手の飛車が端攻めに参加していない点です。私は端攻めと言えば飛車を転回するものだと考えていたのですが、飛車の援護がなくても本譜のように突破出来るのですね。尤も、飛車の援護がなかったがために反撃を受けたとも言えそうです。飛車を成り込む展開になれば圧勝形だったはず。しかし、飛車を転回するにはそれなりの手数がかかりますから、一長一短でしょうか。終盤は私にはどちらが勝っているのかわかりませんでしたが、流石は高段者。見事に寄せきってくれました。
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高段者の奇策(3) [将棋(考察:奇策全般)]

 将棋倶楽部24での観戦から。後手の作戦に御注目を。


 高段者の観戦をしていて、高田流左玉を見かけることは稀にあるのですが、高田流・対四間飛車変幻位取りに遭遇したのは、多分これが初めてです。いやぁ...使う人がいるんですね、この戦法^^;。居玉での開戦も視野に入れた超攻撃的な戦法ですが(実際に上の棋譜では後手は居玉で開戦しています)、その反面、玉の守りがかなり薄く、使っていて相当に怖いため、私は今では滅多に使わなくなりました。上の棋譜では2筋を争点にしていますが、この形なら▽2二飛ではなく▽4二飛とし、4筋からガンガン攻めるのも面白そうだなーと思います。尚、この試合は激戦の末128手で後手が勝ちました。
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相振り阻止策を切り返す [将棋(考察:奇策全般)]

 今日も「ワンダー流変則左玉」を扱うつもりでしたが、昨日に将棋倶楽部24で興味深い棋譜を目にしたので、予定を変更します。「ワンダー流変則左玉」については次の機会に書きます。
 将棋倶楽部24にて、画面を開くと以下の局面でした。


※注:上のFlashは局面を固定してあるので動きません。
 ぱっと見て「玉頭位取り対石田流かな?」と、私は最初に考えました。しかし、先手の方は(何度か対局を見たことがあるのですが)三間党のはずです。よく見ると後手の飛車が3四ではなく2四に。どうやら先手は、相振り飛車にするつもりが飛車を振らせてもらえなかったようです。調べてみると、序盤は以下のような手順でした。


 居飛車・振り飛車のどちらも使える人ならばあまり困らないかもしれませんが、振り飛車党の人にとってこの手順は嫌だろうと思います。実際、最初の局面(35手目)では後手の作戦勝ちのように見えます。しかし、ここからの先手の構想が秀逸でした。


 後手としても飛車を2四に置いたままでは戦えません。先手はそれを見越して駒組みを進め、45手目▲3九飛から飛車の転回を図ります。55手目で先手の高田流左玉の布陣が完成。ここまで組むことが出来れば、先手に不満はないでしょう。指了図以下は、動きの取れない後手に対して、▲2七金~▲3七桂から機敏に仕掛けた先手が勝ちました。
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高段者の奇策 [将棋(考察:奇策全般)]

 将棋倶楽部24にて。高段者の対局をのんびり観戦しようと画面を開いたら以下の局面でした。


※注:上のFlashは局面を固定してあるので動きません。
 よ、四段玉...。しかも、玉の守りがかなり安定しています。一体どうやったらこんな局面になるのかと、少し巻き戻して調べてみました。以下、26手目からです。


 両者矢倉模様から角交換。後手は銀冠に組んだ後、4・3・2筋の位を取って銀立ち陣へと組み換えています。54手目▽2四玉~▽2三金で空中要塞完成。見事なものです。尚、この対局は後手が快勝しています。
 この銀立ち陣という戦法は「B級戦法の達人(毎コミ刊)」という本に載っているのですが、実際に使われているところを私が見たのはこれが初めてでした。なるほど...こうやって組むのですね。この布陣を使って勝てたら相当に気持ちよさそうですが、使いこなすのは相当難しそうです。^^;
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